介護ゆめ日記…ブログ

虚血性心疾患、心不全、認知症進行中の母との日々の記録です。心臓病もだけど、認知症がこれ以上進まないように、認知症とうまく向き合えるようにと色んな試みをしてみようと思ってます

母の奇妙な行動

何日か前は来る予定のない孫が来るから、と言ってお昼を食べず

部屋の荷物を綺麗に片付けて、部屋で待っていた


夕方、私が施設に行ったとき、来ないことを説明し

荷物を元通りにした


昨日は私が迎えに来るから、と言って夕飯も食べず、薬も飲まないので

施設から、手に負えないので来てくださいと施設から電話が掛かってきた


8時をまわっていたし、行くよりも電話で行かないことを説明した


あら、元気なんじゃない、どうして、今日これないの?


といわれたが、いく予定はなかった


ただ、母の妄想の世界では私が迎えに来ることになっていて、

具合が悪くてこれないという話になっていた


そして、今日は通院の日、施設へ母を迎えにいくのは気が重かった


今日はかなりご機嫌がよかった‼ でも、帰り支度はしてあって、


テレビはしっかりネジで止めたアンテナ線も上手に外して

きちんと梱包されていた


ふーー

作話

妄想がはじまると、話を作っちゃうんです。


本人にとっては妄想の世界で、その中では本当のことなので、嘘つきではないのですが、


事実とは全然違うのです。


日々、母の具合は変わり、明日も明後日も来なくていいからっていうときは


妄想の世界で話をする人がいて寂しくないからみたいです。


そして、作話が始まり、話だすと長いそうです。


蓼科で二人の時は、


昔の思い出の地でもある蓼科生活では、昔のことを思い出しながらいろんな話をした


妄想も全くなかったし、死んだ人も死んだとわかっている訳だから調子がよかった。


認知には、回想法という療法があるようだけど、少し試みてみようかな


そして、現状のショートステイのロングステイはよくないかもしれないと思い始めた



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俳句効果

旅行の楽しい思い出もその時だけの一瞬だった

でも、能の何処かにはその記憶が残ってるはずと信じて

何かの瞬間にいい思い出として引き出されるかもしれない


機嫌が悪いと行きたくないなあと思いつつ

この前は俳句の本を置いてきた


そしてびっくり

ママ、俳句作ったわ見てみて


へえ、どんなの?

といって見せてくれたのが


蝉の声 右往左往と 鳴き散らす


いいじゃない‼ なんだか可愛い句だなっと思った


右往左往という表現の使い方が楽しい発想だった


夏の夜 白樺湖に 花開く


いいね。花火大会のことね。

童心に還って笑顔で拍手してたっけな


いいでしょ!私らしい句でしょ😉


おばあちゃん、俳句の才能あるわ


また、作ってね


といって、この日は、思わぬ効果を知った日になった


能を使うことが大事だわ